不安定な状態での攻防
最近、自分が特に下手な部分がわかってきました。
いくつかあるのですが、やはり一番苦手なのは、自分がガードを作れていない状態での攻防です。
例えば写真のように、不安定な状態からガードを作っていくことが、ほとんどできません。
自分から相手を引き込んで、ガードを作れたならば、ある程度の動きはできるようになってきました。
教則本には色々なガードが説明されています。
たくさんの関節技、絞め技も説明されています。
これらを頭の中から引っ張り出して、なんとか自分の展開に持ち込むこともできるようになってきました。
しかし、不安定な状態で、自分に有利なポジションになるための動きというのは、色々なパターンがあるため、経験を積んで、対処法を身につけることが良いのだと気づきました。
相手のスピードや動き方によっても、対処法は違ってくるため、本当にたくさんの経験を積まないといけないんだと。上達への近道を見つけるためにも、逆に沢山の経験を積むことが必要なんだと。
いろんなパターンに使える原理原則の発見のためには、経験しかないんですね。
そして、その自分の力で獲得した原理原則こそが、上達のキーポイントなんだと思います。
そういうこともあり、ブラジリアン柔術の白帯っていうのは、他の帯制度がある格闘技と比べても、長い間締めなければならない帯なんでしょう。
基礎ができていないと、後で苦しむのはビジネスマン、サラリーマンの世界でも同じです。
じっくりと経験を積んで、能力開発をして力をつけていくとビジネスマンとしても成長するように、ブラジリアン柔術も、白帯の時に、しっかりと一連の経験をしておくことが大切なんだとわかってきました。
ビジネスマンとしては、40歳台にもなると、仕事での力のいれ所と抜き所を知っています。サラリーマンを長く続けていると、ある程度、うまく立ち回ることもできるようになってきます。
いつの日か、ブラジリアン柔術でもうまく立ち回ることができるようになりたい！！
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