ブラジリアン柔術 白帯 試合で上達チェック (その2)
さて、2試合目。
その前に、少しだけ番外編。
前回の試合で、胴着の右袖の長さがギリギリだと言われていたので、今回は胴着の袖を少し伸ばしで試合へ臨みました。
既製品の胴着なので、自分の右腕が左腕よりも長いという体の状況に合わせるべく、妻に胴着の袖を伸ばしてもらいました。ミシンでガッチリと縫製してもらって完成です。
ありがとう!
新しい胴着を買うと、それなりの出費になるので、助かります。
中年サラリーマンの柔術マンにとって、ブラジリアン柔術を長く続けるためにも節約は重要です。
(新しい胴着も欲しいのですが。。。)
さて、話を試合へ戻します。
<2試合目>
相手の体重の階級は”フェザー級”。私は”ライトフェザー級”。体重は相手が優利。
相手の年齢の階級は”マスター6”。私は”マスター4”。年齢は私が優利。
体重と年齢の階級差で差し引きプラスマイナス0だと思って頑張るしかない。
開始早々、相手の引き込み。
ドスンとくる重さとパワー。これは早めにパスガードしないと、体力と筋持久力が削られていきそうな予感。
さっそくクロスニーパスガードをしかけてみたが、うまく脚を絡められてしまいハーフガードの状態。
急いで押さえ込まねば!と、なかば強引に右脚を抜きながら腰を切ったときに、右膝から”ブチッ”と聞こえて、痛みが走る!!
でも右脚は相手の両脚から脱出だきたので、このまま続けて押さえ込むしかない、と決心して動く。
パスガードして、上四方固めで押さえ込み。
ワンハンドチョークを狙っていたのですが、うまく相手が逃げてしまったので横四方固めへ移行です。
押さえ込みが下手くそな私は、ポジションをキープすることに必死です。
それもそのはず、白帯の私の場合、日頃の練習では色帯の先輩方から押さえ込まれることばかりで、自分が押さえ込むなんて滅多にやるチャンスがないんですね~。
そしてモタモタしているうちに”ルーチ”をとられてしまうことに。
思い切ってニーオンザベリーをやってみるか、と少しだけ自分から動いた瞬間に、相手の動いたので、がむしゃらに動いたら、なんとマウントがとれました。
その後、相手のエスケープの動きに合わせて、バックテイクもとることができました。
ここまできたら一本勝ちを狙うしかない。
相手の両襟を取ることができたので、送り襟絞めを狙いに行きますが、2試合目ということもあり、中年オヤジの右手の握力はすでに限界。襟を握るグリップが弱くなっていくばかりで、まったく絞めることができません。
結局、送り襟絞めは極められず試合終了でした。
試合終了後、右膝を痛めたのでテーピングで固定してもらって静養です。
相手の動きに合わせて、押さえ込みの形を変えることができたので、自分なりに上達を感じることができた試合でした。
まだ、パスガードの動きがぎこちないので、ケガをしない動きを身につけて、より上達が早まるように、新しい課題を設定することもできました。
ちなみに1試合目はこちら。