もしかして、これが白帯の上達へのコツ?
ブラジリアン柔術の白帯は、ある意味、色帯の方から、色々な技をかけられて、身を持って相手の動きを覚えていく時期だと思います。
上達するためには、もちろん自分の体を使って動いて、色々な技の練習することも大切です。
しかし、じっくりと色帯の方々の動きを、冷静に観察してみることも大切だと気づいてきました。
そこで、最近気づいたことの1つとして、色帯の人の動きは、相手に動く隙間を与えないということです。
さらにレベルの高い色帯の人は、あえて一カ所だけ動ける隙間やスペースを作っていますね。そこを見つけた自分は、窮地を脱出しようとして、作られた隙間に動いて逃げようとしたら、それはトラップで、まんまとやられてしまうのです。その時は、「やった、瞬逃げられた!」と思った後の極め技なので、本当に心が折れそうになりますね。
ということで、自分も隙間を作らないことを意識してスパーリングで動いてみました。
何事も、まずは先輩の真似からですからね。
するとどうでしょう。色帯の方から、「動きがタイトになってきた」と褒められたり、「今日はなかなか攻めにくかった。」というような、ちょっと嬉しいコメントをもらうことができました。
攻めているときも、相手を自由に動かせないようにするために、相手のスペースを作らせないことを意識すると、今までパスガードできなかった色帯の方からもパスガードがとれることもありました。
守っているときも、ガードで相手への密着度を上げていったら、ガードを破られて、パスガードされるまでの時間が長くなってきました。
これが、白帯の上達へのコツなのか?
そうであってほしい!
こんなことは、どこの教則本にも書いていないし、やはり自分が身を持って覚えていくしかないノウハウみたいなものだと思います。
#ブラジリアン柔術 #白帯 #上達 #コツ #密着
チャレンジ精神
最近、スパーリングの相手が固定されてきていることに気づきました。
練習に来ている人は沢山いるのですが、自分の中で自然と相手を選んでいるのですね。
それも、なんとなく相性というか、あまり無理せずに練習できるような人を選んでいるような気がします。
ブラジリアン柔術を始めた頃は、誰とやっても、まったく歯が立たずに、1ラウンド(5分間)のスパーリングが終わり、次のラウンドでも、また何もできずに終わってしまう、ということの繰り返しでした。
しかし、最近は、わずかですが上達してきて、自分のやりたい技や、やりたい動きをスパーリングで試して、それが成功することに喜びを感じていました。
そして、少しずつ、”負けたくない”という気持ちが強くなってきて、やられること自体を避けているのですね。
これだと、自分で上達を妨げてしまっているようなものですね。
確かに、ブラジリアン柔術を長く続けるためには、自分の動きのできる楽しい時間も必要です。
しかし、上達していかないと、自分の思いどおりにできる時間は増えませんね。
白帯の今だからこそ、色々な相手に挑み、色々なスタイルを体感することで、それに応じた動きを学ぶ時期なんですね。
なりふり構わず、将来の自分の上達のためにも、苦手な相手を克服するくらい、チャレンジ精神がないだめなんだと、つくづく思っています。
まさに”メンタル面”でも自分自身に負けない強さをもっていないと、上達はできないのです。
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とはいえ、40歳を過ぎたサラリーマンですので、体力とも相談しながら、自分が上達できる相手と、自分が楽しくできる相手のバランスととりながら、これからもスパーリングをこなしていきますよ。