ブラジリアン柔術のススメ

ブラジリアン柔術 中年サラリーマン 40歳からの挑戦日記!

試合、それは真剣勝負!

私の通っているブラジリアン柔術の道場は、初心者・白帯が少なく、白帯の私は色帯の先輩方にやられっぱなしの日々が続いています。

 

いつもやられっぱなしだと、自分は成長しているのだろうか?と、不安になりますね。

 

不安をぬぐい去るべく、今の自分の実力を知るために、腕試しがしたくなってきます。

 

ということで、年末にブラジリアン柔術の試合へ出場してきました。

 

エントリーした階級は”白帯”、”マスター3”、”ライトフェザー級”です。

ブラジリアン柔術は、細かく階級が別れているので、中年サラリーマンにも同年代で試合をできのでありがたいです。

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逆に言うと、年代も体重も同じくらいの相手との闘いであるため、負けても言い訳ができませんね〜。ちょっと厳しい。。。

 

試合会場に到着し、さっそく胴着チェックがあります。審判の方が、規定に満たない胴着を着ていないかをチェックするのですね。ブラジリアン柔術は、胴着を掴んで相手をコントロールしたり技をかけたりするため、極端に掴みにくい胴着は”反則”というわけです。

 

私は、自分なりに事前にルールを読んでチェックしていたため、特に問題ないだろうと思っていたのですが、実際に胴着チェックを受けたら、右の袖の長さがギリギリでした。

審判の方から、「この胴着、乾燥機にかけたら次はアウトだよ」との親切なアドバイスまでもらってしまいました。

 

しかし右の袖の長さだけギリギリになるとは。

そういえば、サラリーマンの戦闘服である”スーツ”をオーダーで作った時、店員さんに体を採寸してもらったら、「お客様は右腕が左腕よりも若干長いですね。スーツの右袖を少しだけ長くしておきますね。」と言われたことを思い出しました。

 

さて、試合順番の確認。 

なんと第一試合!

これにはさすがに緊張した。空手の試合も数多く経験してきたが、第一試合というのは始めて。なかなかできない経験ですね。

 

審判の”コンバッチ”のコールとともに、試合がスタート。

相手とのファーストコンタクト、思ったより力強い。同じ階級の人とは思えないようなパワーを感じます。

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そうなると、こっちも力では負けまいと、精一杯ガチガチになって動いてしまいます。相手が下から引き込んできたところを、なんとかパスガードしようと力任せに動きます。「うりゃ~!」と心の中で叫びながら。

 

あと少しで、相手のガードを崩せそうなところまできたのですが、相手が立ち上がったので、再び両者立ち姿勢から再スタート。

と、この時点で、もう腕の筋持久力の限界が。。。思わず、数秒間相手とお見合いして休んでしまうほど。

 

相手の引き込みの力で自分の筋力が削られていくので、作戦を変えて、今度は自分から引き込むことに。

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うまい具合にクローズドガードへ。しかも相手の襟の良い位置を握ることができ、「これは絞め狙える!」と、欲張った気持ちになりました。

そこで、相手が片膝立ちの体勢になってくれるという、またとないミスが見えたのですが、一度握った襟を使った十字絞めでの一本狙いでこだわりすぎて、相手のミスをつくことを放棄しました。

今振り返ると、まずはポジションを優位にすることの重要性をわかっていませんでした。

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十字締めは決まらず、クローズドガードを解除して、デラヒーバガードへ。

スイープを狙ったのですが、思った以上に、相手の力が強くて、逆にガードを破られて、押さえ込まれてしまいました。

 

試合修終了のブザーが鳴り響く。

 

結果は、ポイント負け。

 

試合は、やはり経験値が大切ですね。冷静に、いつもの動きをできるようになるには、試合に慣れるしかないですね。

 

今回の試合は、今の自分の腕試しという意味では、まだまだ実力が足りないということを痛感する結果となりました。

しかし、自分のできていないところが、本当に言い訳できないくらいにハッキリとわかりました。

黒帯の方にも、試合の動画を見てもらい、たくさんのアドバイスをもらうことができました。きっと次への成長の糧になるはずです。

 

これからも、上達を目指してコツコツと頑張ろう!

 

 

 

 

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もしかして、これが白帯の上達へのコツ?

ブラジリアン柔術の白帯は、ある意味、色帯の方から、色々な技をかけられて、身を持って相手の動きを覚えていく時期だと思います。

 

上達するためには、もちろん自分の体を使って動いて、色々な技の練習することも大切です。

しかし、じっくりと色帯の方々の動きを、冷静に観察してみることも大切だと気づいてきました。

ブラジリアン柔術教則本 DVDつき

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 そこで、最近気づいたことの1つとして、色帯の人の動きは、相手に動く隙間を与えないということです。

さらにレベルの高い色帯の人は、あえて一カ所だけ動ける隙間やスペースを作っていますね。そこを見つけた自分は、窮地を脱出しようとして、作られた隙間に動いて逃げようとしたら、それはトラップで、まんまとやられてしまうのです。その時は、「やった、瞬逃げられた!」と思った後の極め技なので、本当に心が折れそうになりますね。

 

ということで、自分も隙間を作らないことを意識してスパーリングで動いてみました。

何事も、まずは先輩の真似からですからね。

 

するとどうでしょう。色帯の方から、「動きがタイトになってきた」と褒められたり、「今日はなかなか攻めにくかった。」というような、ちょっと嬉しいコメントをもらうことができました。

 

攻めているときも、相手を自由に動かせないようにするために、相手のスペースを作らせないことを意識すると、今までパスガードできなかった色帯の方からもパスガードがとれることもありました。

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守っているときも、ガードで相手への密着度を上げていったら、ガードを破られて、パスガードされるまでの時間が長くなってきました。

 

これが、白帯の上達へのコツなのか?

そうであってほしい!

こんなことは、どこの教則本にも書いていないし、やはり自分が身を持って覚えていくしかないノウハウみたいなものだと思います。

 

 

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